長万部
キャンパス

グローバルな人材を育む教育カリキュラム

専門分野にとらわれない基礎学力の養成

理系基礎科目

各学科では専門分野の基盤をなす科目を学びます。電子応用工学科(TE)では数学・物理、材料工学科(TM)では物理・化学、生物工学科(TB)では化学・生物を重点的に学びます。これら従来の基礎科目だけでなく、専門分野の枠を越えた科目も学ぶことが可能です。例えば、TEやTMで生物を学んだりTBでも数学・物理を学ぶことができます。
また、高校での履修状況に応じたクラス編成を行い、全体のレベルアップを図っています。 高校での未履修科目や習熟度が十分でない科目の復習授業(リメディアル授業)も行っています。
このように幅広く基礎科目を学び、学際的な研究の遂行に必要な知識が身に付きます。

  • 電子応用工学科

    重点科目
    数学・物理

  • 材料工学科

    重点科目
    物理・化学

  • 生物工学科

    重点科目
    化学・生物

それぞれ重点科目外の数学・物理・化学・生物も履修可能

実験・実習・演習科目

高校までの授業とは異なり、実験・実習・演習が、教室で行われる講義とは別に、独立した授業として行われます。

実 験 事象が正しいか検証したり、予測困難な対象についてさまざまな測定をすることが目的。
実 習 学んだ知識や技術を、実際の現場や実物を用いて修得することが目的。
演 習 理論や定理の理解を深めたり実力を付けたりすることが目的。

  • 基礎工学実験1

    実験は「物理実験」「化学実験」「生物実験」で、全学科同じ内容の実験を行う必修科目です。
    3学科全体をクラスに分けて、その上でさらに班分けされて行います。前もって各自に実験テーマの進行表が渡され、その進行表を確認し、予習を行った上で実験を実施します。
    予習(e-learningを含む)→実験室での実験→データ解析→考察及びレポート作成の4つの段階を経て期限内にレポートを提出するまでをもって評価されます。

    ■実験内容(一例)
    ジュール熱の測定/ばね振り子の周期/化学安全講習/緩衝溶液/顕微鏡の使い方と血球細胞の観察/植物体からのDNAの抽出

  • 基礎工学実験2

    実験1に続き実験2も全学科必修で、班ごとに分かれて行います。物理重点コース(主に電子応用工学科)、化学重点コース(主に材料工学科)、生物重点コース(主に生物工学科)の3コースを設定し、さらに他分野の科学的な素養も身に付けるために、学科を問わず、物理・化学・生物の基礎的な実験も行います。
    予習(e-learningを含む)→実験室での実験→データ解析→考察及びレポート作成の4つの段階を経て期限内にレポートを提出するまでをもって評価されます。

    ■実験内容(一例)
    光のスペクトル解析入門(物理学実験)/エステルの合成(化学実験)/浸透圧変化にともなう赤血球の形態変化の観察(生物学実験)

  • プログラミング基礎

    主に電子応用工学科を対象とした授業で、Linuxを用いてC言語のプログラミングの基礎を学びます。1人1台のPCを用いて講義と演習を並行して行います。

    ■授業内容(一例)
    ソースコードの基本形/画面への表示/printf関数と変換指定子/算術演算子と代入演算子/scanf関数/型変換

  • 情報基礎

    材料工学科と生物工学科を対象とした授業で、理系の大学生活や研究に不可欠な「道具としてのコンピュータ」の活用方法を学びます。1人1台のPCを用いて講義と演習を並行して行います。

    ■授業内容(一例)
    実験レポートの作成~理工系でのWord・Excel活用法/ネット利用のルールとマナー、ネット利用のリスクと危機管理/コンピューターを利用したプレゼンテーション

  • 数学演習1・2

    1変数関数の微分積分学の復習をし、さらに深い概念、それに続く諸理論やいくつかの応用を学び、問題解決力の向上を目指します。

    ■授業内容(一例)
    微分方程式/関数の極限再論/ロピタルの定理/微分法再論/無限次のTaylor展開とMaclaurin展開/積分法再論

    ※授業内容などは年度によって変更することがあります。

初年次教養ゼミ、人文・社会系講義科目

初年次教養ゼミ(20人以下)

初年次教養ゼミは長万部キャンパスの特徴を活かした教養のための少人数クラスの授業です。グループ内における意思疎通やアイデアの昇華、問題点の共有とその解決策の模索といった学生のコミュニケーションスキルの向上を図ります。学生は半期に3回程度発表する機会を持ち、回を追うごとに目に見えてプレゼンテーション能力が向上していきます。この形式の効果を一層高めるために、e-learningシステムを活用した新たな取り組みも行っています。
授業は3つのタイプ(1.ゼミクラス、2.研究クラス、3.専門クラス)に分かれ、読解力、批判力、プレゼンテーション能力、論理的思考力、コミュニケーション能力、他者の立場に立って考えることができる想像力などを養います。

1
ゼミクラス

主に人文・社会系の教員が、テキストの読解を軸にゼミ形式の授業を行います。学生はあらかじめ定められたテキストを読み、自分の考えを整理しつつ、教員とのディスカッションを通して、さまざまな社会的、文化的、及び哲学・倫理的問題に関わる知識を学び、考えを深めていくことができます。

■2017年度のテキスト例
『ビッグデータと人工知能』(西垣通、2016) 『LGBTを読みとく』(森山至貴、2017) 『時間の言語学』(瀬戸 賢一、2017)など

2
研究クラス

主に理数系の教員が指導・サポートして、学生に「研究」をさせるクラスです。理数系の分野において学生が自ら研究課題を見つけ、そしてそれを探求していきます。自分で設定した研究テーマに向き合い、得られた研究成果をまとめるまでのプロセスを経験することで、問題発見・解決能力を修得し、スペシャリストとしての基盤作りにします。

■テーマ例
ナノマテリアル研究、ケミカルバイオロジー研究、科学実験教室、ホタテ貝殻の有効利用、ケガニ養殖に関わる基礎研究、自由研究

3
専門クラス

「ダブルディグリー」制度のように、「もう一つの専門分野」を学び、専門の「工学」以外の、専門の知識を身に付け、さらに学問の「方法」を学ぶ授業です。授業では、グループディスカッションやICT機器を利用しつつ、アクティブラーニングの手法を用いた授業を通じて、学んだ知識の応用が一定の水準でできるようにします。

■テーマ例
ストレス科学の理論、スピンを正しく理解するための量子力学入門、ブラックホールを通じて学ぶ一般相対性理論

人文・社会系講義科目

それぞれの人文・社会系講義科目は、基礎工学部の目標(ディプロマ・ポリシー)である「一般教養」をもち、「豊かな人間性と国際的視野をもった融合的・学際的分野で広く人類社会に貢献できる人材を育成する」ことを重視して編成されています。将来、社会人として必要になるスキルや知識、豊かな人間性や想像力を身に付け、多面的な視点でさまざまな問題を考えて、それらを解決する力を養います。

科目名
社会学1・2/哲学的思考法/倫理学概論/生命科学概論1・2/現代科学セミナー/健康科学/スポーツ科学(2017年度実績)

英語習熟度別クラス

英語少人数クラス

英語は「大学在学中を通して学ぶものである」という観点から、基礎工学部では卒業要件(卒業に必要な単位)を10単位にしています。 長万部キャンパスでは 英語1(Basic English)、英語2(Content-based English)、英語3(Communicative English)、科学英語、英会話を開講し、6単位以上の修得を推奨しています。 英語教育は、まず習熟度別のクラス分けを行います。1クラス30人程度の学生に対し1人の教員が指導に当たります。週4回程度の授業を行い、国際感覚を身に付けた人材の育成に力を注いでいます。さらに、2人の外国人教員(ネイティブ)による英語教育で、より一層成果を上げるためのカリキュラムが構成されています。

1年次から2年次の流れ

  • 1年次 4月 TOEIC-IPテスト受験
  • 1年次 前期末・後期末などに到達度評価試験
  • 2年次(葛飾)TOEIC-IPテスト(1年次)結果により再クラス分け
  • 2年次(葛飾)英語授業スタート

※年度によって変動することがあります。

北海道の大自然とともにある体育教育

体育実技は運動技能を修得するとともに、プレーを通して熱意や意欲、仲間とのチームワークを養うことで、生涯体育の一環として楽しく実践することを目的としています。
長万部キャンパスの理念に基づく自然教育として、北海道の冬の健康法としてのウィンタースポーツ(スキー・スノボ)を体験したり、長万部キャンパスにある敷地を利用してのゴルフやテニスなど、幅広い競技を経験することができます。

実施競技例