技術経営専攻(MOT)

専攻紹介

「経営学研究科・技術経営専攻」は、2004年に開設された「イノベーション研究科技術経営専攻(MOT1.0)」及び2005年に開設された「同研究科知的財産戦略専攻」の伝統と実績の上に、科学技術と経営の大きな変化に能動的に対応すべく「MOT2.0=ハイテクMBA」として生まれ変わりました。

元来、MOTとは、「科学技術」と「経営」の文理融合、かつ「実学」と「理論」の実理融合のイノベーションの場であり、実学的な経験と知見の集積を、単なる体験的な現象論に留まらせず、より科学的に普遍化・理論化する「新結合の場」です。

この新結合の場に、高い職業倫理を持ちながら、「技術と経営の二刀流」でグローバルに活躍できるCEOやCTOなどの経営幹部を育成するプログラムを模索してきました。

新プログラムの開発のため、マサチューセッツ工科大学スローン校のマイケル・A・クスマノ教授を2016年3月に東京理科大学の特任副学長としてお迎えし、アントレプレナーシップやオープンイノベーションといったグローバルな時代の潮流を踏まえ、ファイナンスなどを強化したプログラムに一新しました。

新プログラムに合わせて専任教員の構成をMOT1.0時代の「ABC(A:Academic系、B:Business系、C:Consulting系)領域」に加え、「DEFG(D:Digital系、E:Entrepreneur系、F:Finance・Fund系、G:Global系)領域」の教員を重点的に強化しました。

教員はA~Gまでの複数の視点を持っているハイブリッド人材です。教員同士が、講義の中で互いに真剣勝負の議論をすることにより、未来志向で新たな知見を多様で複眼的に考えられる人材が育成できると考えています。

MOT1.0MOT2.0
A:Academic系A:Academic系
B:Business系B:Business系
C:Consulting系C:Consulting系
D:Digital系
E:Entrepreneur系
F:Finance・Fund系
G:Global系

院生を世界で通用する経営幹部とするため、必須の「コア科目」をベースに、技術が分かるCEOやアントレプレナーを目指す「MBAトラック」、経営が分かるCTO以上を目指す「MTIトラック」を併設しました。これらは6つの領域から構成されています。

1.イノベーション・起業領域
2.戦略と組織領域
3.運営とシステム領域
4.経済学と財務・会計領域
5.マーケティングと販売領域
6.知財領域

講義は、討論、演習、グループワーク、ケーススタディ等で行います。さらに、理論を実践化するための新たな試みとして、経営者、新規事業の立ち上げ責任者、起業家、製品開発のトップ等をゲストに招き、複数教員と院生がゼミ方式で議論する「実践リーダーシップセミナー」も設置しています。

イノベーションを興してビジネスにできる経営者を育成するため、経営学部を擁する理系総合大学である東京理科大学が新設した「ハイテクMBA型のビジネススクール」に御期待下さい。

理念・目的・教育目標

技術経営専攻は、実践・理論が融合された高度な知見の習得を図った教育により、「技術経営」の深い学識と「グローバル思考」、「高度な職業倫理観」を持った高度専門職業人を養成し、社会に輩出することを目的とする。

授業科目表(専門職学位課程)

科目区分 授業科目 単位 履修方法 履修年次
コア科目 【MTI類】
イノベーションを生む企業文化 1 必修 1
イノベーション志向型競争戦略 1 必修 1
デザイン思考 1 必修 1
イノベーション志向型マーケティング 1 必修 1
【MBA類】
世界の中の日本とアジア 1 必修 1
意思決定の経済分析 1 必修 1
リーダーシップと倫理 1 必修 1
グローバル戦略・組織論 1 必修 1
組織進化論 1 必修 1
グローバル化と知識交流 1 必修 1
経営管理会計1 1 必修 1
経営管理会計2 1 必修 1
トラック科目 【MTIトラック】
ベンチャービジネス論 1 選択 1
イノベーションの歴史 2 選択 1
起業家精神の原則 2 選択 1
新製品開発に応用する伝統技術 2 選択 1
先進的ものづくりとサプライチェーンマネジメント 1 選択 1
研究開発組織のマネジメント 2 選択 1
ITの戦略的利用 2 選択 1
ビジネスで成功するための戦略 2 選択 1
ビジネスモデルのためのグローバルIPシステム 2 選択 1
ソフトウエアとインターネットビジネス開発 2 選択 2
プロトタイピングと製品・サービス開発 2 選択 2
コンセプト創造と新規事業開発 2 選択 1
ライフサイクルマネジメント 2 選択 2
バイオ医療のビジネス開発 2 選択 2
ダイナミック環境下の知財戦略 2 選択 2
中小企業論 2 選択 1
日本企業の海外展開 2 選択 1
デザイン関連知財 2 選択 1
デザイン戦略 2 選択 1
先端技術の知財保護 2 選択 1
特許制度の基礎 2 選択 1
組織原則とナレッジマネジメント 2 選択 1
【MBAトラック】
データ分析による意思決定 2 選択 1
グローバルビジネス交渉力 2 選択 1
オペレーションズマネジメント 1 選択 1
業界分析 2 選択 2
サービス戦略とイノベーション 2 選択 1
製造業のサービス化 2 選択 1
チャネルマネジメント 1 選択 1
ビジネスモデルイノベーション 2 選択 2
企業合併と買収マネジメント 2 選択 2
アドバンスド戦略マネジメント 2 選択 2
コーポレートファイナンスと資本市場 2 選択 2
ベンチャーファイナンス 1 選択 2
アドバンスド経済分析 2 選択 1・2
デジタルマーケティングとソーシャルメディア 1 選択 2
アドバンスドマーケティング&ブランド戦略 1 選択 2
国際企業法務と戦略 2 選択 1
【General Management】
MTI 寄附講座 2 選択 1
MBA 寄附講座 2 選択 1
演習科目 実践リーダーシップセミナー1-1 1 選択 1
実践リーダーシップセミナー1-2 1 選択 1
実践リーダーシップセミナー2-1 1 選択 1
実践リーダーシップセミナー2-2 1 選択 1
実践リーダーシップセミナー3-1 1 選択 2
実践リーダーシップセミナー3-2 1 選択 2
プロジェクト1 2 必修 2
プロジェクト2 2 必修 2
プロジェクト3 2 必修 2
プロジェクト4 2 必修 2

※科目の内容など詳細情報については「シラバス」からご覧いただけます。

平成30年度 大学院要覧 専門職学位課程修了要件及び履修方法等
【修了要件】
2年以上在学し、以下の科目修得条件を満たし、40単位以上を修得すること。
  1. 必修科目を全て履修し、修得すること。
  2. 2年次に配属されたトラック(履修コース)の選択科目を6科目以上を履修し、修得すること。
  3. 各トラックより2科目以上を履修し、修得すること。
【履修方法】
  1. 2年次に配置科目の履修は、授業科目毎に定める指定科目の修得を履修条件とする。
  2. 2年次に進級する条件は、コア科目12単位中、10単位以上を履修し、修得する。
  3. 2年次のトラック(履修コース)の配属は、1年次のコア科目の修得及び成績により、 上位20人をMBAトラックに配属する。

教員一覧

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