学部・専攻科

学部

理学部第一部

「科学技術立国」を支える力の源泉として 多方面に極めて多くの人材を輩出

理学部第一部は、本学の前身である1881年に創設された「東京物理学講習所」以来の「理学の普及」と「東京物理学校」以来の伝統である「真の実力主義」を求める厳格な教育の実践を基本理念としています。日本経済の高度成長期に、これまでの基礎系学科に加え、応用系学科を新設。「科学技術立国」を支える大きな力の源泉として発展を遂げてきました。現在6学科を擁し、学界・教育界・産業界・官界など多方面に極めて多くの人材を輩出し続けています。理学部第一部は、ますます発展・変動する社会情勢の中で、現代社会が求める「科学技術の創成」へ向けて、「十分な基礎学力の上に高度な専門知識を身に付け、豊かな教養に裏打ちされた強い倫理観と豊かな人間性を持った人材の育成」という新たな教育目標を掲げ、専門的学力と問題解決能力に加え、人倫をわきまえた人間性豊かな確固とした信念と実力を備えた人材育成を目的とする教育改革に取り組んでいます。

数学科

研究分野・対象

数学は紀元前から存在している歴史の長い学問です。しかし、その研究対象は整数のように初めから伝わるものばかりではなく、時代と共に新しいものも現れてきます。数学は生きていて、新しいもの、意外なものが生み出せる興味深い学問です。

学科の特徴

本学科は、伝統的に数多くの教員を社会に送り出してきており、教員育成に力を注ぎ、教員志向の学生の要望に応えています。最近では、急成長を遂げるコンピュ?タ関連産業や情報産業のニ?ズに応じ、実業界において臨機応変に活躍できるように、その教育内容を充実させています。

学びの特徴

大学の数学は高校までの数学と異なるといわれることがあります。数学に対するイメ?ジは人により少しずつ違いますから、大学での数学が高校時代のイメ?ジとは違っていたという人がいるのは仕方がないことです。しかし、まず何が数学の本質なのかということを考えてみてほしいと思います。数学という学問は、最終的に実験によって理論を検証する物理や化学と異なり、自分の頭で理論を検証する必要があります。そして、他人との議論には自分の考えを正確に相手に伝えるための表現力が必要になるのです。計算力があるだけでなく論理的思考が好きだという人には、本学科は絶好の勉強の場を提供することができます。

物理学科

研究分野・対象

数学という客観的な言葉で、宇宙から原子まで自然界で起こる現象を簡単な法則で理解しようと試みるのが物理学です。ヒッグス粒子の発見、超新星とニュートリノ天文学、物質中のディラック電子など、新たに様々な展開が見られるように、今後も多くの可能性を秘めた学問といえます。

学科の特徴

宇宙、地球(大気)、物性(物質)、原子核、および物理教育と、様々な物理学の領域を専門とする教員が揃い、理論、実験の両面から活発な研究を行っています。実力主義の伝統に立脚した教育に定評があり、物理教員の育成にも力を入れています。

学びの特徴

物理学の研究対象は、宇宙、地球、生物、固体、原子分子、原子核、素粒子など、自然の各階層に及びます。本学科では、現代物理学の基礎となる科目を学習した上で、現在発展している分野に関連して豊富に用意された選択科目の中から、個々の目標や興味に応じた科目を自由に履修することができます。4年次の卒業研究では、自ら選択した分野に取り組み、それまでに学んだ知識を統合して血肉化すると同時に、卒業後の進路を見定めることになります。また本学科では、1年次から、演習や実験にも力を入れています。教員とのディスカッションを通して、物理学を正確に理解するためのきめ細やかな指導が受けられます。

化学科

研究分野・対象

化学は、バラバラの成分から有用な物質を作りだす合成と、いろいろな成分が混ざりあっている中から純粋な物質を取りだしていく分離・精製の2つが基本になっています。そこから派生する物質に関する知識や作り出された物質を通して、化学は社会に深く関わっています。

学科の特徴

世界中との交流に役立つコンピュータは初歩から学び、学年を追うごとに高度な専門知識・技術が身につくようにカリキュラムされています。また最終学年では、理論と実際とを結びつける思考法と技術を学ぶ卒業研究、あるいは第一線の研究者の授業を受けて最新技術に触れられる化学総論いずれかを選ぶことができます。

学びの特徴

化学の中でも、専門分野の細分化とともに、学問分野の総合化・学際化・国際化が大きな流れとなっています。幅広い基礎学力の育成と境界領域をどのように学ぶかがより重要であるという時代の要請のもと、基礎研究者・教育者を生み出すことを本学科の伝統的な目的の一つとしています。そこで、化学に必要な基礎学力の育成と同時に、境界領域の基礎も学べるようカリキュラムを編成しています。専門課程の前半には講義と同時間数の演習、各種テーマに関する実験・実習を行い、どのような新しい状況にも対応できるように努めています。後半には、それぞれの適性を伸ばすために多数の選択科目を用意し、社会で直ちに役立つ学力を養っています。

数理情報科学科

研究分野・対象

理学的な立場で情報の本質を探求し、急速に発展する情報技術を数理的に支えるために必要な「情報数理」、不確定な現象を解析・予測したり、大量の「データ」の中から本質的な情報を取り出して分析するために不可欠な手法の理論的基礎を与える「統計数理」、自然科学や社会科学の様々な現象を理解するための計算理論に関して、数理的基礎から応用・実践まで扱う「計算数理」という3つの学問領域を柱としています。

学科の特徴

本学科の前身である「応用数学科」は理論と応用の両面を志向する数理学系学科として、1961年に全国に先駆けて開設されました。その後の情報社会の変化に伴って、現在の「数理情報科学科」では、情報技術(IT)のいかなる進歩に対しても、状況を的確に把握・分析して、自らの数理的・論理的思考力によって柔軟に対応できる研究者、技術者、教員、公務員(国家公務員総合職)等を数多く輩出しています。

学びの特徴

本学科の教育の特色としては次の点が挙げられ、大学院までを考慮した教育体制により、多くの学生が本学の数理情報科学専攻に進学しています。
● 「情報数理」、「統計数理」、「計算数理」を柱として、目標に合わせた、充実した専門教育。
● 情報数理・統計数理の理論と応用、さらにはノートパソコンを用いた実践的教育。
● 本学大学院 数理情報科学専攻に直結したカリキュラム。
● 情報処理技術者、アクチュアリーなど実践的な資格取得。
● 教員(数学・情報)育成の充実。

応用物理学科

研究分野・対象

豊かで持続可能な社会を実現するには、革新的新物質の開発が必須です。本学科では、物質科学を基礎に、機能材料の創成とその応用について研究を行います。また、様々な物理量を精確に測定するための先端的な情報計測科学についても研究を行います。

学科の特徴

本学科では、「基礎物理学体系を学問としてしっかり理解し、先端的な応用に発展させることのできる人材」というこれからの社会が必要とする人材の育成を目標としています。多くの大学では応用物理系の学科は工学部に属しているのに対し、本学科は理学部に所属していますが、産業界とのかかわりも深く、また中学・高校の教諭一種免許(理科)の取得も可能です。

学びの特徴

応用物理学科では、物質科学と情報計測科学についてしっかりと学べるように基礎から応用にわたるカリキュラムならびに研究室構成が考えられています。まず低学年の間に物理学の基礎知識をしっかり身につけることができるように、数学関連の基幹基礎科目と物理学関連の専門基礎科目が必修となっています。また、その理解を助けるために多くの実験科目や演習・実習科目が設けられています。高学年になると、前述の2つの分野への進路に対応した選択科目が用意されており、専門的能力を高められるようになっています。その際、例えば物質については、「半導体」、「磁性体」といったように縦割りに学ぶのでなく、「固体物理」として体系的に学ぶのが特徴です。

応用化学科

研究分野・対象

化学に関する理解とその応用のおかげで生みだされた物質は、私達の生活を豊かにしてきました。今後もニーズに応じた物質を作りだす一方で、新しい物質と自然環境の状態をより詳しく調べるなど、化学者の活躍の場はますます増え続けています。

学科の特徴

最終学年の1年間は研究室に所属し、卒業研究を教員の個人指導のもとに大学院生と共同で行います。これにより、独立して研究を行っていく能力を養います。このために、応用化学科はまず化学が好きで、その関心を自分の力でさらに深め、理学の側からそれを社会に役立てたいという積極的な学生を歓迎します。

学びの特徴

理学部応用化学科の目的は、時代のニーズに応じた研究を自分自身の手で行おうとする優秀な研究者、技術者を育てることです。これからの時代、化学はたくさんの隣接する科学の領域と密接な関連をもち、同時に社会における様々な産業分野とも深い関りをもっていくことになると考えられています。したがって、これからの化学者・技術者は、理学の深い基礎知識をしっかりと身につけるとともに、化学者・技術者としての立場から、知識や技術をいかに社会に応用していくかということについて広い視野をもつことが重要であるというのが、学科の理念です。本学科のカリキュラムは、この理念に基づいて計画されています。

工学部

最先端の科学技術につながる基礎力と応用力を持ち、新たな発想や問題解決能力に価値観を見いだす人材の育成

工学部では、工学の分野の研究者・技術者・設計者に求められる学識・技術・研究方法を修得してもらうことを目的としています。同時に、学術的あるいは実務的課題を自ら発見・解決する能力を有し、社会に対する良識と責任意識を持つことができる人材の育成を目指しています。このような目的を達成するために、工学部の教育は、科学技術に関する各専門分野に応じた基礎的な知識をバラエティーに富んだ講義によって修得できるようにし、その知識を本物にするために、実験や実習を通してリアルワールドの体験とリンクさせ、4年間の学習の集大成である卒業研究へと導いていきます。もちろん、科学技術のみに偏ることなく、技術者に必要な幅広い知見や倫理感を持ち、国際的な視野に基づく発想、そして総合的な判断ができるような「人間としての力」を付けてもらうことも大切であると考え、幅広いカリキュラムを用意しています。

建築学科

研究分野・対象

建築学は、人間が生活するうえでのあらゆる活動の場において、大きな役割をもっています。住宅をはじめ、学校、事務所、工場などといった各種施設の計画、建設ばかりでなく、都市や地球環境の保全等においても重要な役割を果たしています。

学科の特徴

本学科では、建築学を計画、環境、構造の3部門に分類しています。計画部門はいわゆるデザインや平面計画、構法計画、歴史、建築思想等。環境部門は室内環境、地域環境、都市環境等の解析や計画。構造部門は構造解析、鋼構造、コンクリート構造や建築材料、防火、耐震等をそれぞれ対象としています。

学びの特徴

本学科のねらいは、建築学を通して社会に貢献できる人間を育てあげることです。特に、実務経験を通して大きく成長するために、技術者としての学問的な基盤をしっかりと与えることに重点を置いています。本学科での4年間で、実社会の日進月歩の技術革新に対応できる素地を育成していきます。教育スタッフはそれぞれの専門分野、学界で中心的に活躍している専任教員を揃えています。また、設計事務所等で活躍している建築家や専門研究者等を非常勤講師として迎え、最新のテーマについてのきめ細かい教育にも努めています。

工業化学科

研究分野・対象

化学の面白さは、有用な性質を持った新しい物質を創り出すことにあります。人類はこれまで、化学の原理を応用して様々な物質を創り出し、生活を豊かなものにしてきました。工業化学は、このような化学の応用と生産についての学問です。

学科の特徴

有機化学、無機化学、物理化学、化学工学の4本を柱に、基礎から応用までの教育を幅広く行っています。 化学技術者・研究者としての基礎技術を体得するために、多彩な学生実験を中心とした実践的なカリキュラムを組んでいます。また、マンツーマン教育を重視し、演習や少人数グループに分けた化学英語教育も行います。

学びの特徴

エレクトロニクスの材料、セラミックス、液晶、電池、燃料、プラスチック、繊維、ゴム、染料、塗料、香料、化粧品、界面活性剤など、現代生活に不可欠な様々な物質が工業化学の対象です。またこれらの物質、材料の製造に使う触媒の開発、生産プロセスの基礎となる化学工学も重要です。さらに、エネルギー、資源、環境など、人類の死活にかかわる問題に対しても、工業化学が果たす役割は大きいのです。例えばエネルギーの効率的な利用、廃棄物の排出の抑制、再資源化などの技術が工業化学によって生み出されます。本学科は、これらの分野で活躍する人材を育成するとともに、活発な研究活動も行っています。

電気工学科

研究分野・対象

本学科には、電子工学、通信工学、情報工学、制御工学、コンピュータ工学、エネルギー工学、電力工学、材料、デバイス工学等の諸分野があり、あらゆる産業分野の発展を支える、基盤技術にチャレンジするパワーを養います。

学科の特徴

必修科目以外に、個人の希望や将来の見通しに沿った科目選択ができるように、通信、情報、制御、電力・エネルギ-、材料・デバイスなどの各分野に、基礎から先端までの科目が用意されています。また実験、コンピュータによる演習などの実習を重視した教育を行っています。4年次には、卒業研究に取り組むと共に、学外の専門家による講義(特別講義)も用意され、各分野の最先端技術が学べます。

学びの特徴

インタ-ネット、携帯電話などの通信技術は常に発展しています。身近な家電製品や産業機器にはコンピュ-タによる各種制御システムが組み込まれています。また、電力・エネルギ-もますます重要な問題となっています。電気工学科はこれらの通信、情報、制御、計測、電力・エネルギ-などの様々な分野に、それを支える材料・デバイスを加えた、広い分野の教育と研究を行っている学科です。このような先端的な技術分野は企画・計画、研究・開発、設計・製造、運用によって支えられており、各段階でソフト・ハ-ドの両面で活躍できる人材を育てることを目標としています。今なお電気工学は日進月歩の技術発展を遂げています。これに対応するためにも創造性豊かでチャレンジ精神に富んだ人材がますます望まれています。

情報工学科

研究分野・対象

情報工学科では、社会工学的観点からシステムを見直し、安全安心な社会の実現を目指すソーシャルシステムを設計する「ソーシャルデザイン」、様々な現象を理解するために、データを科学的に分析し、様々なシステムに応用する「データサイエンス」、高度なセキュリティを備えた情報ネットワークの実現とネットワーク社会に対応した技術を創出する「ソフトウェアデザイン」、人間の知的特性を把握した上でシステムを見直し、人に優しい情報技術を開発する「インテリジェントシステム」の4分野を柱として、新しい時代の情報システムの研究開発を行います。4分野は相互に密接に関連しているため、4分野の共通基礎をソフトウェア、ネットワーク、数理として、4分野の繋がりを重視しつつ、学際的な研究も行います。

学科の特徴

情報工学科は、豊かな未来社会のために、情報技術はどのように貢献できるかを考え、自然・人間・社会の調和的発展を目指します。現代社会には大量の情報が存在します。それを処理するためには、情報処理技術だけでなく高度なセキュリティ技術が必要で、高度セキュリティ技術の開発は現代社会の重要な課題となっています。こうした時代に求められるのは、ネットワーク技術とソフトウェア技術を融合させ、現代社会の問題を数理的科学的に分析し、分析結果を踏まえて情報の効率的な活用をはかり、安全安心な社会のための情報システムの創出を行うことです。情報工学科は、現代社会における課題を解決し、安全安心な社会づくりに寄与することを目指します。

学びの特徴

「情報を活かして未来のしくみをデザインする」力を養うことが、情報工学科の学びです。そのために、1・2年次には数学・物理及び情報工学の基礎を学び、3年次には、「ソーシャルデザイン」「データサイエンス」「ソフトウェアデザイン」「インテリジェントシステム」の4つの専門応用領域を全員がバランスよく学び、4年次には、研究室に所属して、それぞれの専門性を活かして卒業研究に取り組みます。卒業研究では、その過程を通して課題解決能力やコミュニケーション能力など、社会的能力を高めます。また、グローバル社会で通用する外国語能力を養えるような学びを用意していることも特徴です。

機械工学科

研究分野・対象

本学科では先端の機械技術を駆使できるエンジニアリングセンスを養います。もの作りや機械いじりに興味がある人、現代社会が抱える環境、エネルギー、医療などの諸問題に関心がある人、企業の経営やコンピュータなどの分野で活躍したい学生を歓迎します。

学科の特徴

入学当初より、チューター制度によるこまやかな指導体制が確立しています。コンピュータ教育ではプログラミング教育に加え、コンピュータを用いた設計(CAD)、工学解析(CAE)の設計も導入されています。専門科目のほとんどは選択科目で、学生自身による自主的な学習選択を尊重しています。

学びの特徴

エネルギー関連やアルミなど素材関連、コンピュータ、情報通信、食料、バイオテクノロジー、建設、商社、金融、証券など世のあらゆる産業と機械技術との関連は深く、機械技術者の活躍する分野は広大です。また、宇宙往還機、ロボット、未利用エネルギーの有効活用など最先端の技術の開発などには、機械技術者がその多くを担っています。機械工学を学んだ者が、現代および未来社会を支える基盤となることは間違いありません。 本学科は、実験、実習、製図などの“能動的科目”を多く組み込み、学生全員に機械工学の基礎、そして創造的な学力を習得し、信頼ある機械技術者に育成することを目標としています。

薬学部

ヒューマニティと研究心にあふれた薬剤師と 最先端創薬科学を担う研究者・技術者を育成

薬学部は、「医薬分子をとおして人間の健康を守る」という志をもった優れた薬剤師と研究者・技術者を育成することを基本理念としています。薬学科 では、“ヒューマニティと研究心にあふれた高度な薬剤師の育成”、生命創薬科学科では、“最先端創薬科学を担う研究者・技術者の育成”を目指します。知性に富み、倫理観と豊かな人間性を備え、総合的な生命科学としての薬学を担い、人類の健康と疾病の克服に尽力できる医療人・創薬人を両学科が協力して育成し、薬学の発展に寄与することを目的としています。その達成のために、薬学科および生命創薬科学科では、共通の基本的学問 である生物学、化学、物理学、情報学を基盤とし、生命薬学、創薬科学、環境・衛生薬学、医療・情報薬学を融合的に展開。生命と医薬分子の関係を総合的に理解できる専門知識を修得するとともに、問題を設定し解決する能力を有する人材の育成を教育・研究の目標としています。

薬学科

研究分野・対象

薬学は、医薬品の創製・製造に関する総合科学と、薬剤に関する専門技術を総称するものです。新しい治療薬の開発に努める医薬品の創製・製造分野。薬の効果を最大限に、副作用を最小限に抑える、適正な医薬品使用を実践する医療現場。いずれにおいても必要な領域を研究します。

学科の特徴

薬学科はヒューマニティと研究心にあふれた質の高い薬剤師の育成を目指しています。
生命創薬科学科は先端医療を支える薬学研究者の育成を目指しています。

学びの特徴

薬学科は徹底した基礎教育、クスリの作用に関する総合情報科学を中心とした薬学専門教育、充実した施設と医療機関との連携による実践的薬剤師職能教育を実施します。
生命創薬科学科は徹底した基礎教育、医薬品創製に関わる専門教育、クスリの作用に関する総合情報科学を基盤とした薬学専門教育を行います。

生命創薬科学科

研究分野・対象

薬学は、医薬品の創製・製造に関する総合科学と、薬剤に関する専門技術を総称するものです。新しい治療薬の開発に努める医薬品の創製・製造分野。薬の効果を最大限に、副作用を最小限に抑える、適正な医薬品使用を実践する医療現場。いずれにおいても必要な領域を研究します。

学科の特徴

薬学科はヒューマニティと研究心にあふれた質の高い薬剤師の育成を目指しています。
生命創薬科学科は先端医療を支える薬学研究者の育成を目指しています。

学びの特徴

薬学科は徹底した基礎教育、クスリの作用に関する総合情報科学を中心とした薬学専門教育、充実した施設と医療機関との連携による実践的薬剤師職能教育を実施します。
生命創薬科学科は徹底した基礎教育、医薬品創製に関わる専門教育、クスリの作用に関する総合情報科学を基盤とした薬学専門教育を行います。

理工学部

科学技術を広い視野から捉える理学と工学の知見に富んだ 科学者、技術者、そして教育者の育成

事物の本質を探究する理学とその知見を応用する工学の連携のもとに教育・研究を展開し、新たな科学技術を創造することが、理工学部の基本理念です。国際社会で科学者、技術者、教育者として通用する英語力や幅広い教養と理系の基礎力を身に付けた学生を育成します。学生には、英語教育や教養教育と理系の基礎教育を確実に修得させたのち専門教育を行います。自ら行う実験・演習・実習を充実させ、自らの意思で他学科科目を履修できるなど、学生の意欲に応えた様々な工夫をしています。学士課程の集大成となる「卒業研究」では、個別指導により、理論や実験などの研究の進め方や論文の書き方や発表の仕方などを修得します。さらに大学院進学を前提としたより高度な専門能力を身に付けた人材の育成を推進します。
理工学部は、こうした基本理念のもとに、国際社会に貢献する先端研究と社会を支える研究者、技術者、教育者の育成を目指しています。

数学科

研究分野・対象

多くの学問の中で、数学は昔から現在に至るまで絶えず、基礎を支える学問として、それ自身の発展とともに多分野の成長にも寄与してきました。本学科は、自然科学,社会科学両面にわたって応用できる数学概念の明確な把握と理論の正確な運用を目指します。

学科の特徴

純粋数学から応用数学までの幅広い分野のスタッフを擁しています。また3,4年次で少人数のセミナーを開講し、深い理解と柔軟な思考力を培うことができます。野田キャンパス独自の特色ある図書館、演習室、計算機室などを含めて充実した研究ができるような設備が整っています。

学びの特徴

数学はユークリッドの時代には、すでに十分体系化された学問となり、以来現在に至るまで、数学自身に内在する論理性によって成長するとともに、その周辺の分野の諸科学から栄養分を摂ることにより、今日の姿をもつようになりました。数学にとって、その論理性は特に大切なものです。数学を学ぼうとする者は,物事をしっかりと厳密に考える必要があります。そのためには数学上の疑問をなおざりにせず、よく考えて理解に達するように努力することが大切です。数学で培った頭脳は、社会の各分野でも有用であり、これからの時代には大きく活躍が期待されています。

物理学科

研究分野・対象

理論物理は、宇宙、原子核の構造、反応および原子核と素粒子の境界領域、物性理論(磁性、高温超伝導等、固体電子論)など。実験物理は、宇宙、原子核、素粒子、磁性体、半導体、金属物性、回析結晶学、表面物性、超伝導、レーザー、量子エレクトロニクスの研究など。

学科の特徴

野田キャンパスにはレーザー実験棟や超伝導実験棟を備えた大型の研究施設、実験施設が整っており、筑波研究学園都市にある国の研究機関との共同研究も活発です。物理学実験では大学院生をアシスタントとして起用し、きめ細かな指導を行います。特別講義では最先端の物理学の話題を聞くこともできます。

学びの特徴

本学科は、理工学部の物理学科という位置づけから、純粋物理学から応用物理学にわたる幅広い分野を含んだ構成となっています。それは大別すると、理論物理学と実験物理学に分けられます。特に現在発展しつつある分野を含めて、他の学問分野との境界領域を研究するグループもあります。本学科では、特に実験に力を注いで基礎とその応用力が身につく教育効果を狙っています。また、他学科との関連も密にしています。急変する科学技術の環境にあっても自主的に研究開発の場で活躍できる実力ある研究者を育成するため、物理学の基礎知識、物理的なものの考え方それぞれの学習に十分な力を注いでいます。

情報科学科

研究分野・対象

本学科は,基礎数理情報・応用数理情報・計算機科学の分野における情報数理、量子情報、情報遺伝、応用確率論、統計数理、人工知能、量子コンピュータ、ソフトウエア科学などの情報科学の核となる分野の理論と応用のバランスの取れた教育・研究を行っております。

学科の特徴

本学科は、数学を基盤とし、自然、社会、人間の各現象に関わる「情報」をどのように数理的に扱うのかを対象とする「基礎数理情報」と、実用上の問題へ情報数理の応用を対象とする「応用数理情報」、そして情報を処理するシステムを対象とする「計算機科学」の3つの分野がお互いに重なり合って構成されており、カリキュラムは、これらの分野の知識がバランスよく身につくようになっております。

学びの特徴

1年次から、3年次前期までは広く専門基礎を学び、3年次後期からは、研究室に所属し、教員の個人指導のもとに専門をより深く学びます。これからますます多様化するであろう21世紀の社会において、その変化に素早く対応でき、情報社会で活躍できるように、情報科学の基礎知識を十分に身につけた柔軟性のある人材の育成を目指しています。

応用生物科学科

研究分野・対象

本学科は、微生物から高等動植物に至る多様な生命機構を主として細胞や分子のレベルで解明する生物科学と、それを基盤とする応用技術を研究することにより、バイオサイエンスの基礎から応用にいたる知識と創造力を身につけた人材の育成を目指しています。

学科の特徴

学びやすい体系化されたカリキュラムと最新の設備のもと、学生の個性と自主性を尊重し、創造性に富む科学者としての基礎を育てます。1年次の基礎課程から専門科目を織り込み、専門の研究者と学生のふれあいを大切にした講義を行っています。女子学生の比率が比較的高いのも本学科の特徴です。

学びの特徴

バイオサイエンス(生物科学)は、生命の営みを究明し、得られた成果を科学技術として応用する学問であり、医学、食料、資源、エネルギー、環境といった人類にとって最も重要な課題と非常に深く結びついた最先端の分野でもあります。独立した学問としての応用生物科学の歴史はまだ浅く、その研究領域は従来の大学制度では、理、工、農、医、薬など諸学部に分散していました。本学科は、こうした諸領域を統合した新しいスタイルの学科として、1976年に全国に先駆けて誕生しました。その後全国に類似の学科の開設を促したことも、本学科の誇りある歴史となっています。

建築学科

研究分野・対象

本学科の目標は、21世紀に活躍する創造性豊かな建築専門家を育てることにあります。そのため、設計、造形、構造、環境・設備、材料防災、都市計画、建築史など、建築や住環境に関わるあらゆる分野を幅広く研究できる学習環境を整えています。

学科の特徴

1年次から建築学の全貌がわかるよう、建築学の基礎的科目を多く設けています。またコンピュータを駆使する能力を養い、将来の各専門分野での技術の高度化にも対応できるようにしています。設計教育では、社会で活躍している建築家を多数講師に迎え、デザインに関する個別指導を徹底しています。

学びの特徴

地球的スケールでの環境問題、高度情報化社会の到来、高密度化の中での都市居住問題、高齢化社会への対応など、現代の社会状況は建築のあり方にも変革を迫っています。単なるモノづくりの技術に終わらず、現実社会の複合的な問題を捉えて分析し、建築的に、都市的に解決策を見出していくことが求められています。本学科は、こうした社会認識のもとに、高度な知識と技術を基盤として、現実に直面する様々な問題を解決しながら、新しい環境を創出していく提案や企画を立案・遂行できる幅広い視野をもったアクティブな人材を育成することに力点を置いています。

工業化学科

研究分野・対象

理工学部工業化学科では、有機化学、無機化学、物理化学などの基礎化学の学習に重点を置きながら、特に材料化学、化学工学などの専門分野を教授し、新物質や新プロセス、新材料の関発を目指す人材を育成します。

学科の特徴

本学科では特に実験と演習に力を注いでいます。広大なキャンパスには、大型実験装置を含む充実した実験設備があります。3年次までに、マンツーマン教育を重視した小クラス編成の演習を行い、また先端の研究者・技術者による特別講義や整備された実験室での学生実験により、基礎学力と実験技術を習得し、卒業研究につなげます。

学びの特徴

現代の化学工業は、原材料の精製や製品の製造過程に対して、常に新しい方式が採用され、製造方法に関しても、つぎつぎと画期的な新機軸が日々生み出されつつある状況です。このような技術革新時代に対応して、本学科では、化学工業の主軸となる専門分野の基礎と最先端の研究成果を教育し、21世紀の社会で求められている創造性豊かな研究者、技術者を育てることを目指しています。そのために、常にカリキュラムの編成・充実には細心の注意を払い、時代に即応した教育を行っています。

電気電子情報工学科

研究分野・対象

電気電子情報工学はハイテク時代を支える学問です。大別して通信・情報、エネルギー・環境、エレクトロニクスデバイスの三つの分野に分けられます。宇宙、海洋、都市、建設、食品、鉄道、自動車、福祉、娯楽といった社会のあらゆる分野において、とりわけ情報化を推進する原動力として重要な役割を担っています。

学科の特徴

上に挙げた電気系3分野にまたがる多彩な専門を学べることが一つの特色です。3分野に対応するコース制を設けていますが、選択したコース以外の科目も自由に選択できます。科目の選択次第で、電気通信主任技術者、第一級陸上無線技術士の国家試験における一部科目免除、第一種電気主任技術者(要実務経験)、第一級陸上特殊無線技士、第三級海上特殊無線技士の資格取得の道が開かれています。

学びの特徴

電子・情報化社会を担う技術者や研究者の育成を目指す教育・研究を行っています。情報通信工学コース(通信・情報)、電気工学コース(エネルギー・環境)、電子工学コース(エレクトロニクスデバイス)、および、その3分野の基礎知識の習得に重点をおいた電気電子情報工学コースの4コースに分かれますが、1~2年次で全体に共通する基礎科目を学ぶことで、いずれの分野へも自由に展開できる力がつきます。このため低学年のカリキュラムでは低学年では数学、電気磁気学、電気回路理論といった基礎学力をつける科目が主となり、その学力を確かなものにするため、演習に力をいれています。3年次からは、3つの分野にわたる豊富な専門選択科目から体系的に科目選択をしていくゆるやかなコース制を採用しています。

経営工学科

研究分野・対象

経営工学は企業経営の諸活動合理化のための研究を、科学的・工学的方法論を駆使して行います。その対象領域は企業経営に加え情報技術・社会システム・国際環境へと拡がり、コンピュータを用いた迅速・柔軟で合理的な経営を実現するのが経営工学です。

学科の特徴

1~2年次に基幹基礎科目と演習によって十分に基礎的な能力を開発します。その上で3年次から一気に密度の高い専門科目を選択していきます。研究室単位での少人数セミナー形式によるきめ細かい指導を受けるのが特徴です。また4年次の卒業研究は実践力を養い、社会で活躍する際に役立つ実力となります。

学びの特徴

経営工学と聞いて、「理系」と「文系」のどちらなのだろうと思うかも知れません。経営工学では、数学、情報工学、経営学をはじめとして多くの専門分野の知識を必要とします。いわゆる、「理系」と「文系」が融合した「学際的分野」です。理工学部経営工学科では、21世紀のグローバル化した社会で、企業や官公庁での製品生産とサービス提供の仕組み(システム)の管理・運営(マネジメント)のための科学技術を修得することを重視して、情報工学、応用数学・統計学、システム工学、経営科学の基礎を修得するように教育を行っています。そして、エンジニアの専門教育だけでなく、グローバル化への対応面でも、大学内で先端的なプログラムを実施しています。理工学部経営工学科では、学科全体を5つの領域(生産システム工学系、経営数理系、社会システム工学系、管理システム工学系、情報システム工学系)から構成しています。そして、これらの領域が横断的に連携することによって教育・研究を行っています。

機械工学科

研究分野・対象

機械工学は科学技術全般を支える学問です。宇宙環境における熱と流体現象、マイクロ流体力学、スペースプレーン材料、材料破壊の力学、機械加工とナノテクノロジー、自動制御とロボット、低公害燃焼等、研究テーマは幅広くあります。

学科の特徴

人間は自然環境、宇宙環境、また人間の生んだ発達したテクノロジーの影響下に生活しています。機械工学は人間はもちろんこれらすべてに密接に関連する学問です。本学科の研究室において実施される研究領域は多岐にわたり、ここで身に付けた実力は産業界のあらゆる分野に生かされる専門性を持っています。工業及び情報の高等学校教諭一種免許状の取得が可能です。

学びの特徴

機械工学を学ぶ者は幅広い知識と経験、そして自然環境への深い理解を持つことが大切です。本学科では自然環境と人間とテクノロジーの調和をモットーに、宇宙環境も含めてこれからのニーズに応えるのできる技術者・研究者を育てる教育・研究を行っています。各専門分野で国際的にも高く評価されている教授陣と共に、緑あふれる自然環境の中で勉強します。3年次までに機械工学の基礎、機械工学実験、コンピュータ実習、機械設計、製図等履修した後、4年次では各人希望の研究室に所属します。少人数で教員の直接指導の下で行う卒業研究では、あらゆる分野の先端科学と接点を持つ機械工学の特質を発揮して、多様なテーマに取り組みます。

土木工学科

研究分野・対象

土木工学が対象とする広範囲に渡る分野すべてをカバーする教員をそろえて教育研究を行っています。学習しやすいように科目数を多くしたり、少人数グループ分け授業を行うなどの工夫をしています。 学生は将来研究者や技術者として社会に貢献する使命を担う自覚を持って、意欲的に勉強しています。

学科の特徴

「土木工学」は英語ではCivilengineeringと言います。これは軍事工学に対して生まれた言葉で、人びとの生活のための工学を意味しています。土木工学は、建設事業を支える学問であり、社会基盤施設の計画や整備、また環境保全の分野でなくてはならないものです。

学びの特徴

土木工学の技術は高速で走る新幹線、大規模な大都市地下鉄網、巨大な水力発電用ダム、世界最大の吊り橋である明石大橋、世界一の長さを誇る青函トンネル、海に架かる東京湾横断道路等に華々しく現れています。地震に強い構造物や都市を作ったり、洪水や地すべり等の自然災害の防止対策を立てたり、一方で日常生活を便利にする上下水道、電気、ガス、電話などの敷設を改良する技術開発にも取組んでいます。さらに人工衛星からのデータを利用した地球資源の有効活用や環境変化の観測、また水質汚染を解決するなどの環境保全の分野も土木工学がカバーしています。これらの研究に、教員も院生も学生も興味をもって意欲的に取組んでいます。

基礎工学部

北海道の大自然の中で全人教養教育を実践 豊かな人間性を醸成し、基礎学力を充実

基礎工学部は、「自然・人間・社会とこれらの調和的発展のための科学と技術の創造」を教育・研究理念としています。また、一般教養と共に、理学・工学の原理及びその応用を教授研究し、人格高く、かつ、応用力に富む有為の人物を育成して文化の進展に寄与することを目的としています。その達成を目指し、1年次の教養教育は北海道長万部キャンパスで全人教養教育を実践しています。全寮制の共同生活と大自然の中での実体験を通して、豊かな人間性を醸成。また、理数系基礎科目の能力別授業などによる幅広い基礎学力の充実・向上を図ります。2年次以降の専門課程では、新しい学問区分に対応するために、旧来の考え方に捉われない視点からの技術の基礎と応用を身に付けます。こうして先端的知識と共に幅広い科学的基礎を身に付けた人材を育成し、国際的視野を持った融合的・学際的分野で活躍する優れた人材の輩出を教育目標としています。

電子応用工学科

研究分野・対象

コンピュータ、情報処理、通信、計測、制御、生産、運輸、建設などあらゆる工学の分野で、また医療、福祉、流通など工学以外の多くの分野で求められている、電子工学の基盤技術および先端技術を研究・教育することを目的としています。

学科の特徴

学問研究においても産業界においても世界の最先端の水準で研究が進んでいます。将来は国際的に通用する技術者となって活躍するために英語力は必須との観点から、英語教育を特に重視しています。3年次で技術英語、4年次で論文輪講という科目を設けて、専門分野で使える英語も学びます。

学びの特徴

1年次には北海道の美しい大自然に囲まれた長万部キャンパスで、数学、物理、化学、コンピュータ演習などの基幹基礎科目や英語、人文科学、体育実技などの一般科目の大部分を学びます。2年次からは2013年4月に開設された葛飾キャンパスで電気数学、電磁気工学、電気回路などの専門基礎科目や、電子デバイス、情報処理、コンピュータシステム、計測制御と機械システムなど、エレクトロニクスの基礎と応用に関する専門科目をバランスよく学びます。講義に加え、電子応用工学実験および演習を通じて、学習した教科の理解を深められるようになっています。さらに、4年次の卒業研究では、各研究室に配属され、それぞれの分野での第一線の研究が体験できます。下に示す図は、当学科で学ぶカリキュラムが、エレクトロニクスを中核として、互いに有機的に関連していることを示すものです。

材料工学科

研究分野・対象

半導体、金属、高分子、セラミックス、複合材料、生体機能材料等の材料に関する科学と工学を、横断的学問体系でとらえて研究します。研究内容は物質設計、合成、材料プロセス、素材・材料の物性・機能等分析・評価、応用・開発などの分野から成ります。

学科の特徴

金属・無機・有機といったタテ割り型の分類によって専門を区切ることなく、各種の最先端の材料を総合的に学び研究します。また、最終学年に取組む卒業研究においては、指導教授をはじめ同室の身近な先輩である大学院生らに助けられて研究発表の準備を行い、そこでは著しい人間的成長も得られます。

学びの特徴

徹底した基礎教育、充実した実験実習、そして卒業研究。この3つの課程でしっかり学びます。1~2年次は物質を原子、分子のレベルで理解するために基礎科目を徹底して学び、学年が進むに連れて材料工学に踏み込んで行きます。新素材や新機能を創出するための材料設計、実際にもの作りを行う材料の合成、素材から目的の材料を作るためのプロセス、得られた素材や材料の組成、物性、機能等の分析・評価を学びます。これらの専門分野の学習では、特に実験実習を重視しており、学生はマンツーマンに近い指導を受けながら、自分の手で材料合成を行ったり、高度の分析・評価装置を操作したりします。卒業研究では各研究室に配属され、最先端の研究に取り組みます。

生物工学科

研究分野・対象

21世紀こそバイオテクノロジー(生物工学)が活躍する世紀です。生物工学科はそんな時代に必要な最先端の生物工学分野を研究対象にしています。ヒト、動植物、微生物すべてを含む生物の多彩機能を生かして、工学的に利用していくのが生物工学です。

学科の特徴

基礎工学部3分野の一つとして1988年からスタートした生物工学科は、2013年4月に開設された葛飾キャンパスにあり、最新の設備が整えられています。人類に役立つ新しい工学づくりの意欲に燃える気鋭の教授陣が日夜重ねる研究は、世界のバイオテクノロジーおよび内外の産業界を常に視野に収めています。

学びの特徴

生物工学の基本は、すべての生命現象を支配する遺伝子DNAを中心とした生命科学です。生命科学の発展があって初めて、生物機能の分子設計や人工的な改変が可能になり、生物工学が進展します。生命科学に最重点を置き、有機化学、物理化学、生化学等の基盤分野を学びます。さらに新しい医薬のデザイン、器官再生、物質生産プロセスの創造、公害物質分解などに役立つ遺伝子工学、細胞工学、免疫工学、生体高分子工学、タンパク質工学、さらには生体分子コンピュータ・シミュレーション、バイオプロセス工学などを学びます。こうして生物工学の領域を概観することは、広くまた長期的な展望を持って利用されねばならない生物工学を学ぶ上では非常に重要なことです。

経営学部

文系・理系の枠組みを越えた新しい視点から 実用的な経営の理論と技法を教育・研究

経営学部は、本学の持つ知識の体系をその延長線上で生かし、理学と工学の知識にもとづき計量的・実証的アプローチを積極的に活用して、文系・理系の枠組みを越えた新しい視点から経営の理論と技法を研究し教育するとともに、実用的な理論と技法を重視した教育を展開することを基本理念としています。教育目標は単なる知識の集積ではなく、自ら経営の諸問題を発見し、解析し、その解決方法を模索し選択できる主体性・自律性をもつ有為な人材の育成にあります。それには、科学的認識にもとづく研究成果を指導教員との間で徹底的に討議し、プレゼンテーションを提供する場を設けることにより、実現可能性を持つものとなります。この目標の実現を可能にする教育メカニズムの中核にあるのが、「卒業研究」です。この研究能力は問題点の発見、データ収集、解決策の模索、さらに、公開審査会でのプレゼンテーションを経て、審査、評価。この一連のプロセスを通じて習得します。

経営学科

研究分野・対象

経営学は企業の経済行動と経営を有効かつ能率的にコントロールするための実学です。基礎となる経済学・民法・商法実務を司る会計学・経営学と経営戦略・管理科学・情報処理・原価計算・財務諸表、企業行動を理解するための企業論。これらの科目を通して、経営に主体的に対処する力を育成します。

学科の特徴

1年から専門基礎があり、演習による徹底学習を行います。2年から専門コース別の選択必修が始まり、そこでもケーススタディ、モデル構築、シミュレーションなど実学的アプローチで体験的に学びます。並行して行う一般科目の選択により、幅広い知識の習得のもとで卒論に向けた研究テーマの探究をしていきます。

学びの特徴

経営問題についてグローバルな視点に立って、主体的に行動できる人材を育成することを目標に置いています。経営学の知識を集積するにとどまることなく、問題を発見し解析して、解決に導くことができる豊かなシステムデザイン能力を開発することを目指します。カリキュラムは従来の文科系経営学部とは異なる特色を持ち、理学と工学の知識を利用した数量的・実証的アプローチを重視しています。2~3年次は経営管理、会計学、管理科学、経営情報、政策科学などの専攻分野を選択し、ゼミナールと併せて専門分野の研究を深めます。また、実用的な経営関連諸資格の取得にも十分に対応できるような授業科目編成にしています。

ビジネスエコノミクス学科

研究分野・対象

ビジネスエコノミクス学科では、近年、ビジネス分析の中心となりつつある計量経済学、実験経済学、ゲーム理論、ファイナンスといった分野を学習します。そしてそれを基盤に、データ解析、経済理論、ファイナンスの専門領域を選択し、問題解決型実習(PBL科目)やゼミナールを通してデータ分析手法についての知識を深めていきます。これからの社会で最善かつ戦略的な意思決定を行うには、科学的根拠が不可欠です。本学科では経済学、経営学、金融工学、統計学、データ科学を幅広くかつ専門的に学ぶ、ビジネス分析に関する先端的教育を行い、数理・数量的思考力と創造力、高い倫理性を養います。

学科の特徴

膨大なデータからビジネスの動向を予測し、アイデアを発見するデータの科学。経済学の手法により市場構造やリスクを数理的に解析し、経営判断に合理的裏付けを与える意思決定の科学。これらの科学的手法を駆使してビッグデータとグローバル経営時代に活躍する高度な専門性を持った人材を育成します。

学びの特徴

近年、計量経済学、実験経済学、ゲーム理論、ファイナンスといった分野はビジネス分析の新しいコアとなりつつあります。また、人工知能やビッグデータ活用の知識を身に付けたデータサイエンティストの需要も高まっています。ビジネスエコノミクス学科では、体系的プログラムに基づいてビジネス分析に関する先端的教育を行うことで時代のニーズに応えます。本学科の少人数指導を通じて数理・数量的思考力、創造性および高い倫理観を涵養し、以下のような人材を育成します。

  • 統計・データ科学の深い理解に基づき、データ分析と予測・発見の技術を駆使し、経済・経営分野の問題解決に応用できる人材。
  • 経済学の深い理解に基づき、市場構造を科学的に解明し、人々の意思決定を理論・実証の両面から分析できる人材。
  • 金融の深い理解に加え、金融市場や人々の経済行動を多面的に解析でき、それらの知識や技術を金融実務に応用できる人材。

理学部第二部

十分な基礎学力の上に高度な専門知識を習得 強い倫理観と豊かな人間性をもった人材を育成

理学部第二部は、建学以来の精神である「理学の普及」と真に実力をつけた学生のみを卒業させるという「実力主義」の教育方針を基本理念としています。129年に及ぶ本学の歴史は、1881年に前身となる「東京物理学講習所」設立当初の夜間授業の社会人教育からスタート。それは理学部第二部の歴史そのものであり、今日までその精神が引き継がれています。「科学技術創造立国」を標榜し、国運発展と国際貢献を一つの目標としている日本で、ますます重要な位置を占めるのが、科学技術の基礎となる「理学」です。「理学の普及」の精神は、現在でもその意味を失わないのです。理学部の第二部が第一部と異なるのは、主として講義の時間帯が夜間であることだけです。したがって、教育目的は第一部と同等に、「十分な基礎学力の上に高度な専門知識を身に付け、豊かな教養に裏打ちされた強い倫理観と豊かな人間性をもった人材の育成」としています。

数学科

応用のきく数学家をめざして

理学部第ニ部数学科は、柔軟な思考ができ、意欲のある人に適した学科です。社会の様々な分野で、直接または間接的に数学的素養が必要とされる現代において、それらの要求に応えることができる人が必要とされています。本学科は、そのような人を育成したいと望んでいます。本学科では、解析学、代数学、幾何学、位相などの数学の基本的な分野はもとより、統計学、情報数学、離散数学などの、いわゆる応用数学の分野も充実しています。また、多数の中学校・高等学校教員を社会に送り出してきた伝統を踏まえ、教員育成に力を注ぎ、教員志向の学生の要望にも応えています。

理学部には、専攻科(夜間)や大学院が設置されており、いっそう高度な技術者、教育者、研究者へと進む道も用意されています。

  1. マルチメディア時代に対応した情報数学
  2. 論理的に物事を考える態度と能力の育成
  3. 数学基礎力の充実
  4. 懇切丁寧な指導

物理学科

物理学科を志望するみなさんへ

時代は物理の素養を要求しています。科学という思考の枠組みのなかでの物理学的な発想は、つねに新しい時代を切り広げてきました。現代のエレクトロニクス、コンピュータの発展は、その基礎をすべて物理学によって成り立っているのです。単なる思弁的な学問を越えて、より大きく価値ある知識を生み出しつづけているのが、物理学という学問なのです。物理学こそは、人間のもつ知を確実な形で残し、多くの実質的利益を現実的に作り上げているのです。

また、物理学は、それ自身に自然の美しさと壮大さとを、非常に感銘的に示しています。物理学を学ぶこと自体が、一つの偉大な知的創造なのです。もちろん物理学を学ぶ過程にも、その美しさは享受されます。しかしながら、物理学という学問は、独学で習得しうるほど安易なものではありません。常人には独学は不可能といってよいでしょう。現実的でかつ実践的な成果をあげている物理学は、独りよがりな学習で身につけ得るような体系ではないのです。それだからこそ、大学教育というものが必要となってくるのであり、そのより有効な教育を、われわれは学生に提供しているのです。

理学部第ニ部物理学科では、システム不在の受験教育を前提にせず、時代の要請のなかで必要とされるこの学問領域を、効果的に習得できる環境を提供します。入学時の学力をいたずらに問うことはしません。その代わりに、学生の熱意を冷めさせない教育を提供します。

もちろん夕方からの授業ということで、時間的な制約もあり、安易な受け身の「学生気分」で物理学という正当な学問分野を習得できるなどということはありません。学問をこよなく愛する精神のもとに、真摯な努力、つまり自らの頭脳を絞りあげる“意思”がなくてはなりません。それは必ずしも「ガリ勉」や「優等生」などを意味しません。自分の得意とするスタイル、そして自分自身の性向をより的確に把握し、自分の個性的な性質を最もよく生かす「自発的態度」を、自らの手で引き出すことが肝心なのです。二部物理学科は、そのような自分獲得と学問習得の場として、最適な足掛かりを提供する自信があります。この環境を生かすことができるかどうかは、あなた自身にかかっているといっても過言ではありません。

ここには、二部(夜間)の大学にまで通って物理学を学ぼうと志す人間が集っています。その一員として、より大きな未来を切り開いていこうとする人々に、二部物理学科は広くその門を開けて待っています。

本学科のカリキュラム編成にあたっては、必修科目の数を極力少なくし、選択科目の幅を可能な限り広げようという方針を取りました。1、2年次に開講される入門物理(力学、電磁気学等)、物理学実験、数学(微分積分学、ベクトル解析等)は、より専門的な物理を学ぶうえでの基礎となるので、十分に時間を割いて勉強しましょう。

化学科

化学の幅広い知識の吸収と社会での実践

化学は、物質の本質についての探究と、その成果を応用して新たな有用物質を創製する学問です。また、21世紀の重要な課題である生命科学を支える基盤の学問でもあります。

現代に生きる私達は化学の進歩により計り知れない恩恵に浴して来ました。例えば医薬品、合成樹脂、セラミック等の進歩は私達の生活を豊かに大きく変えて来ました。しかし、総てが私達にとって良かったのではない事は昨今の地球環境の悪化一つを取り上げても明らかです。限られた空間の中で我々が豊かに生き続けるにはグローバルな視点に立った、より良い物質作りを考える必要があります。そのためには化学の幅広い知識の獲得と深い探究の両面が必要となります。

現在、理学部第二部化学科に在籍している学生の大きな特徴は、既に社会人として化学、医薬などの分野で活躍している人、昼の時間帯に専門学校で勉強したり、ボランティア活動をしている人など、種々の背景のもとで生活しながら化学の知識を得ようとする集団です。従って化学に対する興味の対象も多岐にわたっています。このような状況のもとで、当学科の教育方針は、まず化学の本質を理解する上で必要な無機化学、有機化学、物理化学を重点的に学び、その上で膨張し、かつ益々細分化されつつある化学に対処できる人間を育成するところにあります。

当学科ではこの様な考え方の下に、学生諸君が将来いかなる場面でも臆する事なく活躍出来るための幅広い基礎知識を吸収できるように、また自分の興味を伸ばして行ける様に多様な教科を用意しています。更に4年次には一年間卒業研究生として研究室に所属し、教員の個人指導の下に大学院生や同級生と切磋琢磨しつつ最先端の研究を行う事もできます。最も大切な事は、今までの受け身の勉強から、学問を自主的に自分の問題として追求して行く心構えです。

卒業生の多くは企業人や公務員などとしてそれぞれの場で在学中に学んだ知識を生かしながら活躍しています。また、最近顕著になりつつある理工系大学での大学院への進学率の上昇傾向は当学科でも同様で、卒業生の一割以上が東京理科大学大学院理学研究科を始めとする各大学院に進学しています。

授業科目と標準履修学年をカリキュラム表に列挙しました。本学科では履修学年の枠は比較的ゆるくなっており、時間割のかなりの部分を自分の学習計画にもとづいて組む事ができます。

教養(各学部共通)

教養教育の編成方針

本学は教育研究理念として「自然・人間・社会とこれらの調和的発展のための科学と技術の創造」を掲げ、この理念に基づき、最先端の専門教育と連携を図りながら、「幅広い視野を涵養する教養教育」を行い、正しい倫理観と豊かな人間性を備え、国際的視野を持った科学者・技術者・教育者を育成しています。
科学・技術を先導する人材に求められるものは、科学・技術を基盤としつつも、専門分野の枠を超えた横断的かつ複合的な課題に異分野の人材と共に果敢に挑む意欲を持つことであり、この能力を培えるもの、そして優れた専門性を支えられるものこそが教養教育の役割だと本学は考えます。
このため、次に示す能力を涵養すべく教養教育のカリキュラムを編成します。

  1. 自然・人間・社会を幅広く俯瞰できる能力
  2. 論理的・批判的思考力
  3. コミュニケーション能力
  4. 国際性(異文化・異言語・異民族・国際問題の理解力)
  5. 自己管理能力

専攻科

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