各学部の特徴

各学部とも「まず基礎をしっかり身につけることにより、応用への道に通じる」との基本的な教育方針で一致しています。各学部の特徴や違いについては、以下の説明を参考にしてください。

理学部第一部

これからの科学技術の創造を支える力の源泉として、多方面に極めて多くの人材を排出

理学部第一部は、本学の前身である1881年に創設された「東京物理学講習所」以来の「理学の普及」と、「東京物理学校」以来の伝統である「実力主義」を求める厳格な教育の実践を教育・研究の基本理念としています。理学とは、自然科学に存在するさまざまな物質や諸現象について、それらの本質を見極めその背景にある法則を発見して自然に関する心理を研究する学問です。今日では工学、情報科学、薬学、生命科学さらには社会科学などの諸分野へ応用され、それぞれの分野の発展を支えています。本学の理学部第一部は基礎学問だけではなく、応用理学がバランスよく配置されているのが特徴です。そして、基礎系学科と応用系学科の連携は、教育面・研究面においても浸透しています。理学部第一部は、「十分な基礎学力の上に高度な専門知識を身に付け、豊かな教養に裏打ちされた強い倫理観と豊かな人間性を持った人材の育成」を教育目標に掲げています。

理学部第二部

十分な基礎学力の上に高度な専門知識を修得、強い倫理観と豊かな人間性を持った人材を育成

理学部第二部は、建学以来の精神である「理学の普及」と真に実力を付けた学生のみを卒業させるという「実力主義」の教育方針を基本理念としています。136年に及ぶ本学の歴史は、1881年に前身となる「東京物理学講習所」設立当初の夜間授業の教育からスタート。それは理学部第二部の歴史そのものであり、今日までその精神が引き継がれています。「科学技術創造立国」を標榜し、国際発展と国際貢献を一つの目標としている日本で、ますます重要な位置を占めるのが、科学技術の基礎となる「理学」です。「理学の普及」の精神は、現在でもその意味を失わないのです。理学部の第二部が第一部と異なるのは、主として講義の時間帯が夜間であることだけです。したがって、教育目的は第一部と同等に、「十分な基礎学力の上に高度な専門知識を身につけ、豊かな教養に裏打ちされた強い倫理観と豊かな人間性を持った人材の育成」としています。

工学部

最先端の科学技術につながる基礎力と応用力を持ち、
新たな発想や問題解決能力に価値観を見いだす人材の育成

工学部では、工学の分野の研究者・技術者・設計者に求められる学識・技術・研究方法を修得してもらうことを目的としています。同時に、学術的あるいは実務的課題を自ら発見・解決する能力を有し、社会に対する良識と責任意識を持つことができる人材の育成を目指しています。このような目的を達成するために、工学部の教育は、科学技術に関する各専門分野に応じた基礎的な知識をバラエティーに富んだ講義によって修得できるようにし、その知識を本物にするために、実験や実習を通してリアルワールドの体験とリンクさせ、4年間の学習の集大成である卒業研究へと導いていきます。もちろん、科学技術のみに偏ることなく、技術者に必要な幅広い知見や倫理感を持ち、国際的な視野に基づく発想、そして総合的な判断ができるような「人間としての力」を付けてもらうことも大切であると考え、幅広いカリキュラムを用意しています。

薬学部

ヒューマニティと研究心にあふれた薬剤師と最先端創薬科学を担う研究者・技術者を育成

薬学部は、「医薬分子をとおして人間の健康を守る」という志を持った優れた薬剤師と研究者・技術者を育成することを基本理念としています。薬学科では、”ヒューマニティと研究心にあふれた高度な薬剤師の育成”、生命創薬科学科では、”最先端創薬科学を担う研究者・技術者の育成”を目指します。知性に富み、倫理観と豊かな人間性を備え、総合的な生命科学としての薬学を担い、人類の健康と疾病の克服に尽力できる医療人・創薬人を両学科が協力して育成し、薬学の発展に寄与することを目的としています。その達成のために、薬学科及び生命創薬科学科では、共通の基本的学問である生物学、化学、物理学、情報学を基盤とし、創薬科学、生命薬学、環境・衛生薬学、医療・情報薬学を融合的に発展します。生命と医薬分子の関係を総合的に理解できる専門知識を修得するとともに、問題を設置し解決する能力を有する人材の育成を教育・研究の目標としています。

理工学部

科学技術を広い視野からとらえる理学と工学の知見に富んだ科学者、技術者、そして教育者の育成

物事の本質を探求する理学とその知見を応用する工学の連携の下に教育・研究を展開し、新たな科学技術を創造することが、理工学部の基本理念です。国際社会で科学者、技術者、教育者として通用する英語力や、幅広い教養と理系の基礎力を身に付けた学生を育成します。学生には、英語教育や教養教育と理系の基礎教育を確実に修得させたのち専門教育を行います。自ら行う実験・演習・実習を充実させ、自らの意思で他学科科目を履修できるなど、学生の意欲に応えたさまざまな工夫をしています。学士課程の集大成となる「卒業研究」では、個別指導により理論や実験などの研究の進め方や論文の書き方、発表の仕方などを習得します。さらに大学院進学を前提としたより高度な専門能力を身につけた人材の育成を推進します。理工学部は、こうした基本理念の下に、国際社会に貢献する先端研究と社会を支える研究者、技術者、教育者の育成を目指しています。

基礎工学部

北海道の大自然の中で全人的教養教育を実践し、世界で活躍できるグローバルリーダーを育成

基礎工学部は、エレクトロニクス、ナノテクノロジー・材料、バイオテクノロジーに象徴される既存の分類を超えた新たな学術分野と技術の創出を狙い、それぞれに対応する電子応用工学科、材料工学科、生物工学科の3学科からなる学部として1987年に創設されました。また大学における全人的教育の必要性をいち早く予見し、全寮制の初年次教育を実践する場として、北海道の長万部キャンパスを設立しました。工学を融合させるこの試みは極めて先見性に富み、その後の日本やアメリカにおける国家的な科学技術の重要分野をすべて網羅してきました。一方、今後30年の変化を予想したとき、基礎工学部は安全・安心な社会の実現に貢献する新たな工学分野や技術の創出が必要と考えます。そのため、ICT、エネルギー・環境、医療・健康、食などの分野をターゲットに、新たなイノベーションの創出を目指し、主体的に考え行動できる、革新的でボーダーレス化に対応できる、国際社会で活躍するグローバルな人材の育成を行って行きます。

経営学部

文系・理系の融合、そしてグローバルな視点から実用的な経営の理論と技法を教育・研究

経営学部は、理工系総合大学である東京理科大学が持つ知識の体系をその延長線上で生かし、理学と工学の知識に基づき、計量的・実証的アプローチを積極的に活用して、文系・理系の枠組みを超えた新しい視点から経営の理論と技法を研究し、教育しています。実用的な理論と技法を重視した教育を展開する経営学部の教育目標は、単なる知識の集積ではなく、自ら経営の諸問題を発見し、解析し、その解決方法を模索しながら選択できる主体性・自立性を持った人材の育成です。それには、科学的認識に基づく研究成果を指導教員との間で徹底的に討議し、プレゼンテーションを提供する場を設けることにより、実現していきます。この教育メカニズムの中核にあるのが「卒業研究」です。卒業研究は、問題点の発見、データ収集、解決策の模索、さらに、公開審査会でのプレゼンテーションを経て、審査・評価されて行きます。この一連のプロセスを通じて研究能力を習得します。

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