東京理科大学 創立125周年記念事業募金
創立125周年記念事業を機に、「理窓会」「維持会」「同窓経営者会」「こうよう会」と大学が、もっと密接な関係に生まれ変わります。
東京理科大学の同窓会「理窓会」は大学創設当初から継続的に大学を支援し、その発展に大きく貢献してきました。しかしながら、高度成長期と軌を一にした東京理科大学の急激な拡大により、約15万人に及ぶ卒業生との関係が希薄になり、正会員数の減少が続いております。この状況を憂慮する声が全国からあがり、大学とともに歩む私ども理窓会も今回の創立125周年記念事業を機に大きな改革を行ない、多くの同窓生が望む理窓会に近づくべく、さまざまな計画を進めてまいります。
今後は会の組織・ネットワークを強化、会員同士の交流を促進し、さらにはビジネスチャンスを生み出すような交流の機会を積極的に設けていきたいと考えています。大学が、卒業してからも同窓生の“拠点”になればと期待しています。
今回、募金活動の一翼を担う新しい理窓会の姿をこのパンフレットで同窓の方々に見ていただき、今後の活動に一層の拍車をかけたいと願っております。
プロジェクト推進にあたり、全会員に年数回の情報を発信いたします。
東京理科大学の前身である『東京物理学講習所』は、明治14年東京大学(旧帝国大学)理学部物理学科の卒業生ら21名により創立されました。平均25歳の若き理学士たちは、仕事の傍ら無給で生徒の指導にあたりました。しかし、明治18年になると財政が窮地に陥ります。このとき、創立者の中の16名が『維持同盟』を結びます。これは、一人30円の寄付と週2回の無償講義、講義ができないときは理由を問わず25銭を支払うというものでした。当時、下級官吏の給料が十数円という時代を思えば、けっして安い額ではありませんでした。
『理学の普及を以て国運発展の基礎となす』。明治草創の人々の心意気に胸を打たれます。東京理科大学維持会は創立者の先生方の遺徳にならい、学校法人東京理科大学の維持発展に寄与することを目的とした組織です。維持会は、大学にご寄付をいただいた、1.本法人設置学校の卒業生(過去の設置学校の卒業生を含む)、2.教職員および元教職員(役員、評議員を含む)、3.卒業生および教職員の方々と深く関わる方々(親族の方など、維持会が承認)で構成されております。
私自身、母校を救った30円の精神に感銘し、せめて年間の学費に相当する額をと、50万円寄付したのが始まりで維持会会員になりました。母校への恩返しと創立者の先生方の遺徳を後輩たちに引き継いでいきたい、この思いで今日まで寄付を続けております。寄付をすることにより、後輩たちがよりよく学べる環境と、先生方がより質の高い研究ができる環境をつくるお手伝いになるのなら、これほど嬉しいことはないと思っております。ぜひ、創立125周年記念事業を機会に、皆様とこの維持会会員としての喜びを共有できればと願っております。
現在、大変多くの本学卒業生が、わが国が目指す「科学技術創造立国」の原動力となり、産業界をはじめさまざまな分野で活躍し、高い評価を受けています。また、企業の経営者あるいは役員としてご活躍の同窓生も年々増加しています。
このたび、東京理科大学を支援し、学生を対象とした講演会の開催や異業種交流など、大学や社会の発展に寄与することを目的とした「東京理科大学同窓経営者会」の設立について、関係者にご提案申しあげ、平成16年9月22日に設立準備会を開催しました。その席上15名の方々より発起人としてご協力いただける旨ご快諾いただき、正式に発足の運びとなりました。
つきましては、上場企業等で役員としてご活躍中の同窓の皆様に入会のご案内をさせていただきますので、本会の趣旨をご理解いただき、ぜひご入会くださいますようよろしくお願い申しあげます。
東京理科大学こうよう会は、父母会組織としてご父母の熱意により平成16年度に設立されました。こうよう会は父母と大学が密接な連携を図り、学生が充実した学園生活を送ることができるよう種々の事業を行なうとともに、大学の教育事業を支援し、併せて会員相互の親睦を深めることにより大学の発展・向上に資することを目的としています。また、情報発信として、会報「浩洋」を年4回発行し、学報とともに学部在校生のご父母全員に送付しています。
現在、こうよう会は全国28支部で運営されておりますが、活動を活発に行なうために支部の細分化を予定しており、今後、支部ごとに父母懇談会や就職懇談会の開催を計画しております。
さらに、理窓会とも連係をとり、相互に協力することで学生支援や大学の教育事業への寄与などの活動を展開していきます。